できるだけ低床にした台車

低床仕様の台車について

荷台部を低床にすることから、台車の形状は前後ホイールベースを挟んで中心部に低い荷台がある形になりました。この形で4WSターンテーブル式機構を加えて完成させました。

荷台を低くした台車の側面

Uターンでき、荷台が低い台車

ごみ収集台車として3連結で牽引運搬をさせます。通路巾5m以内でUターンすることを考え、4WS式(四輪操舵)を採用し、小回り良く同軌道で走行できることを可能にしました。

さらに課題として積載部をできるだけ低くすると言うことで、4WSの前後リンクを維持し最低限の床高さにしました。

台車の形状は、前後にホイールベースを挟み、真ん中に荷台ベースを配置した形になっています。ホイールベースは車軸が回転する旋回範囲があるため、旋回角度を制限しホイールベースの長さを抑制し台車の長さを抑えています。

低床台車の各部

台車屋が教える
低床、Uターン、同軌道を可能にしました。

台車屋の担当者

通路巾5mでUターンできること、4WS(四輪操舵)で同軌道で旋回できること、荷物を低い位置で積載できること可能になりました。

4WS(四輪操舵)機構を検討して、荷台をどれくらい低くできるかを考え、全体を低くするのでなく、部分最適を求めました。

構内けん引台車用 4WSターンテーブルユニット

構内トレーラー用足回りユニットです。
前輪と後輪に旋回機能「ターンテーブル」を持ち、前輪と後輪をリンクさせることで同じ軌道を走行させます。

ユニット型式
CKS-4WS-〇〇

構内けん引台車用 ノーパンクタイヤ

構内トレーラーなど重量運搬に利用される産業車輌に多く使われます。手押し台車用(4km/h以下)と違い速度が違います。約8~10km/hを想定しています。そのため頑丈である必要があります。軸受け部にはハブと言う部品を使い、その中にベアリングを圧入しています。ホイールも肉厚があるものを使用します。タイヤは重荷重用となるとノーパンクタイヤを使用することが多くなります。

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