![車輪の部品構成](https://www.cart-caster.com/wp-content/uploads/2020/01/tire_caster_wheel.jpg)
タイヤ部とホイル部の取付構成からの分類
![販売責任者](https://www.cart-caster.com/wp-content/uploads/2022/05/nimura.jpg)
タイヤとホイルの取り付け方を知っていると、タイヤだけ交換できる製品がありますので、車輪全体を交換する必要はありません。
車輪構成から分類すると下記の4種類になります。
①焼付ソリッド車輪
②はめ込み中空車輪
③空気入り車輪
④一体車輪
焼付ソリッド車輪の構成について
特に①焼付ソリッド車輪はキャスターとして使用され、台車用として大半はこの形状の車輪が使用されています。ホイール(芯金)側に接着剤を塗布し、それにゴムを接着させ、そしてゴム型に入れ熱を加えて接着させたものです。(下図を参照)
![プレス車輪の構成について](https://www.cart-caster.com/wp-content/uploads/2020/01/press_tire_slice.jpg)
はめ込み中空車輪の構成について
②はめ込み中空車輪で代表的なものがゼロプレッシャタイヤで、内部に穴がドーナツ状にあいているゴムのタイヤです。このタイヤは、2枚のホイール(合わせホイール)で挟み、ボルトを締め込んで固定します。
![中空タイヤの構成](https://www.cart-caster.com/wp-content/uploads/2020/01/semi_pnewmatic_tire_slice.jpg)
空気入り車輪の構成について
③空気入り車輪は空気入りタイヤで、外皮にあたるタイヤと内部のチューブで構成されており、空気圧を利用して荷重を支えます。このタイヤは、2枚のホイール(合わせホイール)で挟み、ボルトを締め込んで固定します。一般に産業車輌として使用されます。台車ではハウスカーなどの農業用台車や一輪車などの建築現場用台車で使われています。最近では空気入りタイヤの特性を生かしたタイヤキャスター付き台車が販売されています。
![](https://www.cart-caster.com/wp-content/uploads/2020/01/pnewmatic_tire_slice.jpg)
一体車輪の構成について
④一体車輪は、すべてが同じ材質で一体成形した車輪です。ナイロン、鉄、ベークライトを使用した車輪などがあります。家具で使用される小さい径の車輪には、この種類のものが多いです。
![](https://www.cart-caster.com/wp-content/uploads/2020/01/plastic_tire_slice.jpg)
![品質管理責任者](https://www.cart-caster.com/wp-content/uploads/2022/05/woman.jpg)
焼付ソリッド車輪と一体車輪は分離できないので、車輪全体を交換する必要があります。
はめ込み中空車輪と空気入りタイヤ車輪は分離できるのでタイヤのみの交換は可能となります。