産業用タイヤはどこで使われますか

当社の産業用タイヤは構内用の走行台車に使われます。動力車に牽引される台車(構内トレーラー)が中心です。従って低速仕様(10km/H)のタイヤとなります。公道では走行できませんのでご注意下さい。

構内トレーラー

まず「構内トレーラー」を知ることで「産業用タイヤ」を理解することになります。構内トレーラーは主に構内の屋外を走行することが多いためソリッド車輪よりタイヤが良く、耐荷重、パンクの心配を考えると「ノーパンクタイヤ」となります。

産業用タイヤを使用した構内トレーラーのメリット

複数台同時けん引による効率化、フォークリフト仕様頻度の低減、作業安全性の向上、環境対策に貢献します。

例えば構内の工場間搬送をご検討されている方、物流センター内での搬送検討されている方などが対象となります。

けん引車

どのような構内トレーラーがあるでしょうか

お客様の通路幅等の作業環境にあわせて、操舵方式から2種類ご用意できます。

4WS(四輪操舵)式

4WS(四輪操舵)式・・・前後車輪に旋回機能があり、前後車輪をロッドで連結し、けん引車とほぼ同一軌跡を実現します。狭い湾曲通路で安定した運行ができます。

四輪操舵式

2WS(二輪操舵)式

2WS(二輪操舵)式・・・前輪に旋回機能があり、後輪は固定です。前輪は引棒の操舵方向に動きます。自動車と同様に前後輪の旋回軌跡にズレが生じます。

二輪操舵式

キャスター式

キャスター式・・・前輪に自在キャスター、後輪に固定キャスターの構成となります。取り付けるにも簡単で安価な組立てで済みます。中から重荷重向きです。

キャスター式

操舵機能について簡単に説明します

各操舵方式の旋回機構には2種類あります。

ターンテーブル式

ターンテーブル式・・・ターンテーブルに車軸が取り付けられ回転するため、旋回半径が小さく、他の構造に比べ安価である。また構造が簡単でメンテナンスが容易です。旋回時に、外輪側(外半径)のホイールベースが大きくなり、内輪側(内半径)のそれは小さく(接近)なるので、ホイールベースと旋回半径の検討は注意を要します。

ターンテーブル式

ナックル式

ナックル式・・・車軸先端にあるナックルが首振り旋回するため、ホイールベースの変化がなく安定した旋回ができます。しかし価格面で割高になり、機構が複雑である。また一般にはターンテーブル式より旋回半径が大きくなります。

ナックル式

構内トレーラーの4WS(四輪操舵)式をお勧めします。

構内トレーラーの軌道

普通の台車の場合、先頭のけん引動力車がA軌道で走行すると、後ろに連結された台車は、2、3、4両目と順に内外輪軌道差が大きくなり内側へ軌道が移動します。先頭車両がC地点に到達した時、4両目は縁石に乗り上げている状態です。そこで運転者は回避するためB軌道のように大きく回りこみます。ただし、通路巾の確保が必要となります。

4WS台車は、先頭車両とほぼ同じ軌道で走行しますから、運転者は、動力車の運転に集中でき安全に 走行できます。この追従性が大きな特徴です。

産業用タイヤを使った構内トレーラーを知る

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内容:
構内トレーラーの産業用タイヤの選択方法

産業用タイヤを使った構内用トレーラーを理解できます。
そして構内トレーラーの特徴を生かした物流改善ができます。
タイヤ、各部品の選択方法を説明しています。